THE GOONIES
「映画好き」をなんとなく公言しているくせに、一発目で紹介するのがジャリ向け映画の有名作「 グーニーズ」とは
30代にもなって恥ずかしいばかりだが、子供の頃にリアルタイムで直撃したグーニーズにまつわる思い出は無駄に多く、
やはり、自分にとって一番思い入れのある映画なのだ。
初めてグーニーズを観たのは小学校4年生の冬。
クラスメイトの茂木くん、下井田くん、そして僕の母の4人で本八幡にある劇場まで観に行った。
兄貴がリアルに彩色したガンダムのジムのプラモを誇らしげに手に持って電車に乗り、劇場まで向かったのを鮮明に覚えている。
思い返してみると、茂木くんもガンプラを手にしていたような気がする。
素敵なガキどもじゃないか。
映画本編については、ここで語るまでもないだろう。
僕らの世代の多くの人は観たことがあるだろうし。
というのも、グーニーズはテレビで頻繁に放送されていたからだ。
正月と言えばグーニーズってくらいに。もういいよ!ってくらいに。
そして、今でも語りぐさになっているほど、テレビの吹き替えが抜群だったのである。
悟空、ヤムチャ、キテレツにケン一氏、トトロのメイと言った
今や大御所の方々が、アドリブにも近いセリフで、やや暴走気味にハイスパートで駆け抜けるのだ。
「そら威張りってやつだ」「それならから意張りだろ」「そう言ったよ」
「俺はロッキーだ、女房のエイドリアン見たかい」
「おっ勃ってたんだな」「下品だぞ!」
「頭がとろいからトロイなんだ」
「球を玉にぶつけりゃいい・・・」
「バックシートでいちゃつくっきゃないね!」「アマ言うな!」
「1年間芝刈りをしてやっと買った自転車だぞ」
「マイキー(小便を)コップにしろよ」
「頭いかれてるよ、今に病院行きだ」瞬時に「アイスクリームの匂い」
「おいトロイ!アンディとはどうだい?」「Cまでいったか?」「Cぐらいなんだ」「Cまではいってない」
僕はこの映画の吹き替えで恋のA、B、Cというバカげた表現を知りました。
80年代を感じる死語翻訳最高!
このテレビ吹き替え版をビデオに録画し、テープがすり切れるほど繰り返し観ては、
数々のくだらない台詞を意味もなく暗記したものだ。幸いテープはすり切れることもなく、今でも実家にテープを保存してある。
このテレビ吹き替え版こそがグーニーズ完全版と呼べるだろう。
DVD版の特典が魅力だが、吹き替えが上記メンバーでないのが非常に残念だ。